サーベイを有効活用することで「多様化する職場メンバーのマネジメント」や「人員不足への対応(離職防止と生産性向上)」への手がかりの1つとなります。ビジネス環境の変化するスピードや多様化した働き手や働き方を把握するための大きな武器となるのです。
いやいや今まで数多くのサーベイを実施してきたが、上層部は悪いデータをピックアップしては犯人捜しをして、データを丸投げされた現場は混乱しただけで、役に立つどころか疑心暗鬼しかなかったぞ。このような声があることは承知しています。
どうせなにも変わらないのに、アンケートやインタビューに答えるのは勘弁してほしいな、というのが社員の本音だと思います。
サーベイを上手く活用できていない会社のほとんどは、
①経営者や従業員がサーベイに対しての共通認識を持っていないこと
②実際に現場で活用されていないこと
この2つの問題を抱えています。
したがって、「サーベイの目的を全社で共有すること」「現場で活用できる仕組みを作ること」で、ただのデータであったサーベイは貴重な情報として役立てることができるのです。