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「もしあと1年で人生が終わるとしたら」(著者:ホスピス医 小澤竹俊)を読んでみたら人生が変わる!!

人生は有限です。

お金持ちでも、頭脳明晰でも、一流アスリートでも、サラリーマンでも、みんな一緒です。確実にいつかは人生の終わりを迎えます。

この本は、「もしあと1年で人生を終わるとしたら」というメインテーマを、著者から出された17の質問を考えることによって、自分なりの人生の答えを見つけていく構成になっています。

読んでみた結論ですが、「自分の人生があと1年だったら・・・」、この問いに真剣に向き合うことで、いま見ている人生の景色が間違いなく変わります。そして自然と肩の力が抜けて、身体が軽くなった気分を味わうことができるでしょう。

人は必ずいつか死にます。最期をどんな気持ちで迎えたいのか?

一度きりの人生を後悔することなく、自分らしく生きることができたのか、究極のバックキャスティング思考を得ることができます。

自分の死というものを1年後に設定し考える。長くもなく短くもない1年をどう生きるのか。とてもシンプルでパワフルな少しせつない問いかけです。

私は、0秒思考的に、紙に書き出すことにしました。

書き出した結果、出てきたのは「人」に関わることばかりでした。「家族と旅行に行きたいな」とか「友人の〇〇にはあっておきたいな」とか「気の合う仲間と集まりたいな」とかですね。みなさんはどうでしょうか。

もちろん一人ひとり考えは違うとは思いますが、人生の最期を考えれば、モノではなく人か大切なのかなと改めて思ったりしました。

カネやモノはあの世に持っていくことができないですからね。旅立ちのとき、もっていけるのは良いも悪いも「思い出」です。

人生とは「思い出づくり」なのかもしれません。(バケットリストを作りましょう!)

またエンディングノートで、残された家族が困らないように、銀行や証券会社の口座、保険や年金関係、会社の共済などをわかりやすくまとめようとか考えました。

パスワード管理などはセキュリティーの問題もありますが、自分でもカード失くしたときやパスワード忘れたとき大変な思いをするので、もしものとき家族が煩わしい思いをしないよう配慮しておきたいですね。

娘はまだ小学生なので、父親としてのいろいろな言葉を残しておきたいな。もちろん妻への感謝の言葉もですね。

こう改めて考えると、とても家族への愛や感謝の気持ちを再確認できます。この本を読むことで、自分の気持ちを整理整頓して、残された人生を思いっきり楽しむきっかけになりました。

「もしあと1年で人生が終わるとしたら、今日なにをしますか?」

この言葉をスマホの待ち受けに設定してみました。

やり残したことに後悔しても仕方ない。それはキリがないこと。どんだけ一生懸命だったかとか、真剣にやったかとか、その人の価値観にあった行動をしたことが大切だと思います。

ちゃんと考えることも重要だけど、行動することやチャレンジすることはもっと重要な気がする。この言葉を見て、毎日一生懸命に生きることができれば素晴らしい。

自分の人生は、自分しか生きることができないのだ。周りを気にすることなく、自分が信じることをやればいいのだ。何度もいうが人生は一度きり、自分の人生に答えなんてなくてもいい。自分らしく、楽しんで生きていこう!

まとめ

・「もしあと1年で人生が終わるとしたら」を考えてみる

・自分の人生にとって、いるものといらないものを整理整頓してみる

・バケットリストの大切さを再確認

・エンディングノートを作ってみる

・スマホの待ち受け画面を変える

本書の内容にはほとんど触れていませんが、読んでみて自分が感じたことや行動したことをつらつらと書いてみました。自分の人生をちょっと振り返ってみようかな、と思った方、ぜひ本書を手にとって見てください。

小1時間で読める本ですが、あなたの人生を変えるだけのパワーを持った本だと思います。それでは良い人生を!!